![]() 1、設立の目的
本会は、小、中学生の健全育成を目的とする
2、目的達成のための指導方針
(1)基本を重視した剣道、正しい稽古鍛錬指導
(2)自立の精神の確立、手助け的指導
(3)年齢、学年、身長、体格等を考慮した心身の発達に応じた指導
3、新入会員(初心者)の保護者の方に特にお願いしたいこと
原則として小学校3年生を以上を入会の目安としています。
その理由は、習う側の理解力と体力、特に骨格の形成等が不十分だと本人がつらい思いを
するためです。剣道は地道な修練のくり返しが長い期間必要なために途中で嫌になること
もあります。この期間の子供のやる気、根気、元気の3つの気力を養成が指導の最も苦労する
ところです。そこで親と指導員が相互に協力しあって長い目で育てていきたいのです。
上記のことを理解していただいた上で目標達成のためにも、下記の指導手順に従って共に
子供達の健全育成を見守っていただきたいのです。現在、入会者の低年齢化と指導者不足
が原因で、初心者から上級者までの理想的な一貫指導ができない状態にあります。しかし現状で
出来る限りの知恵と工夫による稽古を行っていますので、ご理解いただきたいと思います。
4、指導手順
<初期段階> 基礎体力と基礎動作をやさしく、あかるく、たのしく徹底指導 防具未着用
・先生のいうことをよく聞く、やることをよく見る、正しくまねさせる。
・蹲踞(そんきょ)姿勢のできない子供に自然に脚力をつけさせるためにも雑巾がけ励行。
・特に小学校2年生以下の特別入会を許可した会員を対象とした稽古は、剣道を好きに
なってもらえるように、遊び感覚を取り入れた負担の少ない訓練をする。
・じっとしていられない、我慢できない子供に対しては、正座での説明を最小限にし、
剣道にもっとも必要な足さばきの養成をダンス感覚で訓練する
防具許可
入会順、学年順ではなく、剣道に必要な基礎体力、技術を指導員が総合的に判断
防具許可後
面をつけない状態の防具の重さ(約4〜5kg)に耐えられる基礎体力を育成
防具未着用の時と同じ動作が行うことを目指す
初級
面をつけた状態の防具の重さ(約5〜6kg)に耐え基礎打突が可能にする
<中級段階> 基礎体力と基礎動作に加え、正しい切り返しと打ち込みを少し厳しく指導
中級 第一段階
防具の着脱がすみやかにでき、基礎動作および基本打突が正確にする
中級 第二段階
基本打突が正しい間合いででき、正確に大きく強い打ちができる
<上級段階> 心身共に厳しく指導、ただし子供が萎縮しないように留意し、フォローも忘れずにする
上級 第一段階
打突が正しい間合いででき、正確に強い打ちができる
上級 第二段階
切り返し、打ち込み、かかり稽古が上記の段階をふまえた上で激しさを加えてできる
上級 第三段階
剣道ならびに稽古の姿勢態度が、礼を逸せず立派なものである
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